もしも数学教師がITベンチャーに入社したら

教育ICT(EdTech)や学習などに関する情報を発信していきます。

オンラインとオフラインの学習の融合

 

 

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本日の私塾界様のICTカンファレンス。

株式会社メイツ代表遠藤様、

N高等学校の副校長上木原様、

当社取締役COO宮坂のセッション。

テーマは「オンラインとオフラインの融合に向けて」。

 

 

 

オンラインの学習の良さは?

 

ICTを用いたオンラインの学習では、再現性の高い授業が実現できる(メイツ遠藤様)。

 

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指導歴の浅い講師でも、動画やAI教材を用いて高いクオリティと結果を残すことができる。

 

生徒にとっても同じクオリティの指導を受けられることは望ましいことだ。

 

テクノロジーの特徴でもある再現性が、教育の機会を同じクオリティで提供可能にする。

 

 

 

 

 

オンライン学習での先生の役割は?

 

N高校では、先生には生徒と向き合う授業に徹底的に従事してもらっている。それ以外の業務はアウトソースかICTに任せる(N高校上木原様)。

 

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ICTで先生のできることは増えたが、あえて先生の業務は限定し、生徒のサポートに集中させている。

 

さらに、先生の活動記録は全てSalesforceを使用しPDCAを管理しているとのこと。

 

生徒のレポート提出やコミュニケーションの回数をKPIとし、先生の指導にもテクノロジーと科学を用いて再現性の高いルーティーンを構築している。

 

 

 

 

オフラインの教育はなくなる?

 

学校に通う、通わない、というのに対しては賛否両論が続くだろう。(N高校上木原様)

 

N高校では通学コースも創設し、通わないとできないことをやれるように生徒に合わせた機会提供をしている。

 

これだけオフラインの学習が充実してきた現代においては、生徒個々に合わせたオフラインの体験、すなわちその生徒が「何を体験したか」のプロセスがより重視される。

 

教育制度の観点においては、

どこの学校を出たかの「学校歴」(結果)ではなく、何を学んだかの「学習歴」(プロセス)がより重視されていく。

 

 

当社では社員の履歴書の学歴は見ていない。その人がどんな意志で何をやってきたかのプロセスを重視する。(当社宮坂)

 

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まとめ

 

オンラインの学習が充実してきたことによって、オフラインの学習、体験の価値が見直され、学びのプロセスがよりいっそう重視されるようになる。

 

また、先生の役割も従来とは異なるものになる。テクノロジーでは代替できない、人にしかできないサポートをすることが重視される。

 

教育以外の分野でもテクノロジーの進化によってその業界の根本の仕組みが変わることは常であるが、人の役割が見直されるのは教育業界ならではの特徴かもしれない。