もしも数学教師がITベンチャーに入社したら

教育ICT(EdTech)や学習などに関する情報を発信していきます。

「老後2000万円問題」から学ぶ学校現場で求められる金融教育

「老後2000万円問題」が議論を呼んでいます。 前回 www.moshiben.com 誰が言った言わないとかの犯人探しが本質なのではなく、近い将来くる国民年金制度の限界に対して、国民がいかに金融リテラシーを高めていくか、どのように学校教育から金融教育を行なって…

「老後2000万円問題」から学ぶ国民に必要な金融リテラシー

昨今、話題になっている「老後2000万円問題」。 その経緯と狙い、その先の金融教育についてまとめてみます。 問題の経緯 2000万円は必要?足りない? 現状の日本の国民の金融リテラシー 問題の経緯 2019年6月3日に金融庁の有識者会議が公表した報告書「高齢…

現在の教育の〇〇をなくす その3

現在の教育に当たり前のように組み込まれているものについて、もしもそれを無くしてみたらどうか?と根本から再考しています。 前回の続きを書きます。 前回は「学年」「授業」について再考してみました。 www.moshiben.com 教室をなくす 教室がなくなったら…

現在の教育の〇〇をなくす その2

現在の教育に当たり前のように組み込まれているものについて、もしもそれを無くしてみたらどうか?と根本から再考しています。 前回の続きを書きます。 前回は「カリキュラム」について再考してみました。 www.moshiben.com 学年をなくす 学年という枠は必要…

現在の教育の〇〇をなくす その1

昨今は教育の変革期です。 今のままの教育では、子どもたちは社会でやっていけないのではないか?世界で仕事をしていけないのではないか?そのような危惧があります。 明治から続く現状の教育制度に限界がきているようです。というか、制度がここまで大きく…

教員を辞退する人が増えているのはなぜか?

教員を辞退する人が増えています。その実態と理由について迫ります。 教員志望の人が減っている 教育学部の倍率も低下している ブラックすぎて辞めてしまう 別のキャリアを考えて辞める 教員志望の人が減っている 昨年、教員採用試験の倍率が落ちているニュ…

教育ICTの導入状況を分析する「SAMR」モデル

教室にICTを導入するとき、なかなか導入が上手くいかないこともあります。 「うちはICTの導入が上手くいかなくて...」 「先生たちがなかなか使ってくれない」 「最初は上手くいったが、最近は使えてない」 上手くいかない理由は、 先生や生徒のICTリテラシー…

EdTechを活用した格差解消に向けて

地域格差が拡大しています。 過疎地は人口が減るだけでなく、教育の機会格差も生んでしまうことが懸念されています。 そのような格差を解消するために、EdTechが活用されています。 EdTechを活用して過疎地の格差解消へ SDGsにおけるEdTechの活用 まとめ EdT…

EdTechは働き方改革を起こすのか?

EdTech(Education × Technology)の普及によって、教育現場にはかつてない革新が起きています。 学習者の学び方が変わりつつあります。 同時に、このようなTechnologyの普及により、労働者の働き方も変わりつつあります。 EdTechが起こす「働き方改革」をご…

自立と自律の違い

自立と自律という言葉は、教育の世界ではよく見かける言葉です。 学校の校訓や教育目標にはよく「自立」「自立した人」「自律心」「自律できる人」などの言葉が使われています。 また、最近では学習塾の新しい形態として「自立学習」という言葉が現れてきま…

Society5.0に向けた人材育成

Society5.0という言葉をご存知でしょうか? 2016年1月に閣議決定され、日本政府が策定した「第5期科学技術基本計画」の中で用いられている言葉です。 いずれやってくる社会「Society5.0」を前にして、どのように人材育成をするべきか?という教育論議も盛ん…

EdTechとeラーニングの違い

最近、EdTechという言葉が話題になっています。 教育業界でない方にとっては聞き慣れない言葉かもしれませんが、教育にイノベーションを起こす領域として注目されています。 そして大きな市場規模を形成する分野として期待されています。 EdTechとは何か?e…

キャリア教育「未来デザイン」とは?

「キャリア教育」というと、何を思い浮かべますか? 職業指導? 進路指導? 様々だと思います。 現在、教育現場では従来の教科学習や受験指導に加えて、自分の人生設計について考察することが求められています。 故に、そのようなキャリア教育が学校や塾で盛…

「高校生のための学びの基礎診断」制度とは?

「高校生のための学びの基礎診断」制度 を知っていますか? 国が認定した民間教材(測定ツール)を、学校ごとに選んで使えるようになる制度です。 背景 認定要件 認定教材 背景 センター試験は2020年1月の実施で最後となります。 その後継テストは、高校3年…

教育eポートフォリオについて思うこと その2

前回はeポートフォリオが高校だけの運用ではないことについて書きました。 中学校までの義務教育段階までは「キャリア・パスポート」として学びが蓄積されます。それを上手く高校に接続することが現状の課題です。 www.moshiben.com 今回は、高校現場で実際…

教育eポートフォリオについて思うこと その1

昨今、高校ではeポートフォリオの利用に関して盛んに議論がなされています。同時に、現場の先生はその運用に悩まれています。 eポートフォリオは入試で必要になるの? 生徒が入力するようになるためには? これは一時的な流行り? =========== 教育関係者以…

なぜ学力テスト結果で教員評価をしてはいけないのか?

大阪市の方針 学力は多くの要因から形成される 現在の「学力」を上げることに躍起になる必要はあるか? 大阪市の方針 大阪市は小6と中3が受ける全国学力調査の結果が政令指定都市の中で最下位でした。 この結果を受けて大阪市の吉村洋文市長は、今年8月に…

髪型に関する変な校則

教員時代、髪型に関する変な校則がありました。 その時の葛藤を書きます。 頭髪が耳にかかってはいけない 頭髪検査を学期に1回実施 髪型の乱れは心の乱れ? なぜ校則はなくならない? 誰のための校則? 頭髪が耳にかかってはいけない 男子は髪が耳にかかって…

今の時代に一斉授業は適している?

学校の授業形式は、最近までは一斉授業が主流でした。一斉授業は付いていけないし、眠くなるし、本やネットで独学した方が良かった!という人も多いのでは? なぜこの一斉授業という形式は、長年変わることができなかったのか? 今の時代に適しているのか? …

学校におけるICT導入のポイント

5年ほど前から学校にICTツールが多く導入されるようになってきた。その背景と課題を整理し、導入のポイントを示していく。 ICTブームの背景と問題 とりあえず目的なしで導入してみたが… 導入が上手くいかない原因とは? ICT先進校は「生徒主体」の運用 まと…

急増している「自立学習」の塾とは?

// 学習塾の指導形態が大きく変わってきています。 以前は集団指導や個別指導を中心とする学習塾が主流でしたが、新たに「自立学習」というカテゴリーの塾が出てきました。 「自立学習」の塾とは? 「自立学習」の塾では先生が授業をほとんど行わないか、全…

統計教育の「PPDACサイクル」とは?

現在、教育現場で注目されているPBL(Ploject Based Learning)。今回は統計教育にフォーカスする。 PBLについての研究着手 統計教育のPPDACサイクルとは? Problem(身近な課題の明確化) Plan(調査・実験研究のデザイン) Data(データ表の作成) Analysis(デー…